今回、宿泊した友人は「お客様」ではありません。
トピ主は、困っていた友人を助けてあげた恩人で、助けられた側の人間が待遇に対して、とやかく言える立場ではありません。
これは、どんな立場の人が見ても、明白…
『何国?――』と云う声と共に、傍の小窓が開いた。
窓明りを背負って現われた黒い女の顔は、玄関の扉にくっ着いているアレキサンダー君よりも、その後に立った私の方を主に窺った。
『支那人(チャニス)。』とアレキサンダー君が咄嗟に答えた。が、『満員!――』そして忽ち、窓は閉まった。
『ちえッ!――』アレキサンダー君は、唾を甃石の上へ吐きつけた。
